CELC クリーンエネルギーライフクラブ
太陽光発電設置者の集い 

CELCへようこそ
■CELC代表挨拶

 CELC会員の多くが、1997年から1998年にかけて太陽光発電を設置しましたので、早い方は10年が経過しました。当時1997年は、京都会議が開催され、地球温暖化問題が世界の課題として取り上げられるようになり、また、太陽光発電が知られはじめた頃でした。私たちは、クリーンエネルギー普及調査会のモニター事業と出会えたことも幸運でしたが、まだほとんど情報の無い太陽光発電設置は、地球環境への強い思いがあればこそできたアクションでした。設置後も地球環境への関心は高く、クリーンエネルギーが広がる未来を想像しながら活動してきました。
 この10年、世界の太陽光発電の市場は加速度的に拡大し続けてきました。しかし、日本は、長く太陽光発電の個人住宅設置で世界一を誇り、生産でも世界をリードしてきましたが、国の補助金制度終了で、現在は個人住宅への普及は足踏み状態となり、生産量でもトップの座を明け渡してしまいました。
 地球温暖化の影響は拡大するばかり、日本でもさまざまな現象が起き、温暖化の不安を実感するようになってきましたが、対策は進んでいません。資源エネルギー、原油高騰の影響は大きく、バイオ燃料増産は、世界の穀物需給への危機を拡大、食料自給率の低い日本の食料不足の不安と国力の低下をもあぶりだしました。
 家庭の中ではCO2削減、省エネ、節電の暮らしが浸透してきました。太陽エネルギー(光・熱)利用については、まだ、情報不足、理解が進んでいるとはいえませんが、いまこそ、私たちの10年の経験を伝えていくチャンスであり、太陽エネルギーを利用することの環境価値、経済価値、防災価値、エネルギー自給価値などを多くの方に知らせていきたいと思います。
 国連大学 東京大名誉教授 安井 至先生のご講演で、新しい価値観を生み・育て・共有するものとして、さまざまなプレミアムが紹介されましたが、その中に「エコプレミアム(Eco Premium)」という言葉がありました。2050年型の省エネ生活は、「More by MoreからMore by Lessへ」ライフスタイルの変革は重要であり、必須。その条件は、@(購入時)安くはないこと、ライフサイクル全体で価格的なメリットがあるものも含む A目立つこと、自慢しやすいこと B愛用できること、愛着がわくこと=ゴミにならないこと C環境性能がよいこと、でした。
 それを知り、「エコプレミアム」は太陽光発電にぴったりの言葉だと思いました。 これまで、『太陽光発電は高いのよね・・・』といわれると、次に説明する言葉がなかなか見つかりませんでしたが、2050年の世界ではなく、20世紀に先取りし、ライフスタイルを変革してきた私たちですから、もっと自信を持って自慢していきたいですね。そして、CELCは設置から、ずっと発電データを取り続けてきた、すごい会、仲間たちなのですから。でも、まだ設置10年です。これまでよりも、寿命で廃棄となるまでの期間のほうが長くなり、ますますいろいろな経験を積むことになるでしょう。これからも、情報を交換し、情報を発信していけるように、活動を続けていきましょう。
 最後になりましたが、この1年間、新エネ大賞受賞記念事業にご参加いただいた皆様始め、いろいろな場面で改めて大勢の方たちのご支援、ご協力のもと、活動できていることを感じました。 心より感謝申し上げるとともに、今後とも引き続きご指導くださいますようにお願い申し上げます。
                                    2008年5月31日
                   CELC(クリーンエネルギーライフクラブ)代表 大野喜久子